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◇誰かと話しましょう |
ペットを失った時、多くの方が自分自身の行動を後悔したり、自分を責めたりしてしまうようです。そして、そんな自分の気持ちを誰にも打ち明けられずに、無理に明るく振舞ってしまったり、誰とも会わなくなったりします。「あまり泣いてばかりいると、あの子が天国に行けないのではないか」と我慢したり、悲しんでいる自分をさらに責めたりしていませんか? 自分の気持ちに正直に、泣きたい時はおもいきり泣いてしまいましょう。動物達はそんなあなたを暖かく見守っていてくれるはずです。
ご家族やお友達に自分の悲しみや辛さ、そしてペットとの思い出話をしてみましょう。その時、泣きたくなったら涙を流しても、それは決して弱いということではありません。同じくペットを飼った経験がある方と共感しあうことで、ペットとのお別れを素直に受け入れることができる場合もあります。
もし、我々でお気持ちの負担が軽くなるようでしたら、お気軽にお電話下さい。
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◇手紙を書きましょう |
心のうちにある後悔が大きければ大きいほど、気持ちを奥へ奥へと押し込んでしまうことがあります。家族やお友達に話すことができないことは、お手紙にしてペットに伝えてみましょう。ペットへの「ごめんなさい」という後悔の気持ちや、「感謝」の気持ち、「どれだけ大好きだったか」をお空の子に向けて綴ることで、前にすすむきっかけになることがあります。日記のようにして、毎日お手紙を書いてもいいかもしれません。
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◇インターネットを利用する |
今では、多くのブログや掲示板があり、同じ心境の人たちと会話する事が出来ます。僅かでも、書き込むという行為で心の中を整理することができる場合もあります。掲示板の中には、同じペットを亡くした方々が集まっているところもあります。色々な方のお話や経験を読むことで、自分と同じであること、悲しみが自分だけではないこと、を感じることができ、前向きになれることがあります。また、コメントに励まされることもあるでしょう。
もし、お電話が不安な方は、メールでもお気持ちを綴ってください。必ずお返事をお返しします。
・メールアドレスiconcier@abircome.com
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◇ペットの供養をしましょう |
ペットの死と向き合い現実を受け入れるために、ペットの供養をしてみましょう。写真のまわりに花を飾ったり、食べ物を御供えしたり、お線香を上げたり、節目ごとの法要をしてみるのもいいかもしれません。「月日の流れが一番の薬」といわれるように、ひとつひとつの節目を供養しながら、時間の流れを現実に感じていくことも大切かもしれません。
また、当ホールでも行います合同供養祭などに足をお運び頂き、同じ立場の飼い主の方々とお話をしてみるのもよいでしょう。
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◇専門家に相談する |
深い悲しみがあまりにも長期間続くようであれば、精神内科やセラピーなどの専門家に相談してみましょう。なかなか敷居が高いと感じるかもしれませんが、最近では多くの方がカウンセリングやセラピーを受け、特別な事という考えはなくなってきていますので安心して訪れてみてください。
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